高校・大学の教科書や、医学・薬学といった専門書など勉強期間が終われば不要になるケースもあるでしょう。
教科書や専門書は見ない割にとても高価なものなので、高値で売却できないか考えますよね。
もしかしたら、メルカリやラクマといったフリマアプリで高値で売れるかもしれません。
メリカリやラクマで教科書・専門書を高値で売ろう!

近年は自分で商品の値段を設定して自由に売買できる「フリマアプリ」が盛んに利用されています。スマホアプリやWEBブラウザのどちらからでも簡単に売買が可能なサービスで、「オークション」形式よりもわかりやすくて配送も非常にシンプルで簡単です。
業者を挟まずに物の売買ができるので、買い手は安く、売り手は高く売買できる可能性があるサービスです。
しかし、なかなか成約できない商品や、出品や配送の手間がかかるのでうまく利用できないと無駄に時間だけ食ってしまう可能性もあります。
フリマアプリで売却に適した教科書・専門書とは?
フリマアプリで売れる教科書・専門書
- 一般的に広く利用されている専門書・大学の教科書
- 近年出版されたばかりの専門書・大学の教科書
フリマアプリで売れない教科書・専門書
- 高校の教科書
- 受験用の赤本 → 最新の情報が重要視されるため
- かなり古い大学の教科書や専門書
- あまり読まれない高度すぎる専門書
最も売りやすいのは、大学などで一般的に使用される教科書や専門書です。
1冊あたりが高額であり、次の学年に必ず需要があるので高値で早く売りやすい傾向があります。
対して高校の教科書、参考書、赤本は厳しいです。
高校の教科書を購入するためにフリマアプリを利用してまで集める人は少なく、大学受験用の赤本や参考書はすぐに刷新されてしまいます。
受験において最新の情報が非常に大事なので、1年落ちでもなかなか売れません。
また、多くの人が売却しているので供給過多になってしまっているのも売れにくい要因の一つです。

メルカリで「教科書 高校」の検索結果
まとめ売りではなくバラ売りで
売却に適した本を見つけたら次は出品です。
高価売却を目指すならば間違いなくバラ売りがおすすめです。
まとめ売りの方がお得感があるかもしれませんが、購入者側から見ると不要な本に1円もお金を払いたくはないですよね。
また、買い手が教科書・専門書を探すときは、間違いなく本のタイトル名で探します。
バラ売りにすることで明確に売っている本をアピールできるので、買い手側が出品した商品を見つけやすいのです。
もちろんバラ売りの方が送料が余分にかかりますが、一冊あたりの値段を高値に設定しても売れるので、トータルで見るとバラ売りの方が高く売れる確率が高いです。
バラ売りで売る時のおすすめの値段設定は
『フリマアプリで売りやすい教科書・専門書』に該当するならば、定価の2/3の値段で売れる可能性は高いです。
多少の書き込みや劣化していても問題ありません。
特に大学生ぐらいになると、新品のこだわりはあまりなく、安ければ中古で良いという人が多いんで可能性は十分です。
特に年度末の出品は激アツで、逆にそれを逃すと厳しい展開が待っています。
年度末などでは交渉に一切応じずとも成約しますが、それ以外だと交渉して値下げしないと売れないかもしれません。
定価の半額だと流石に売れると思います。それでも中古書店に持って行くよりかなり割は良いです。
バラ売りのポイント|他の出品とリンクをつける
バラ売りで送料の元は取れますと言いましたが、やはり送料を積み重ねると負担になります。
そこで、バラ売りはしても「他にもこんな商品を出品しています!」と紹介文にアピールしておくとまとめ買いをしてくれる可能性が高まります。
教科書・専門書を探す人は、自分が出品しているジャンルを勉強しているケースが大半でしょうから、その他の本も購入意欲が高い場合があります。
「買い手がある本を探して購入しようとすると、別の欲しい本も出品していた事に気づいて買う」というパターンは良くあるのです。
複数同時に購入してくれるならば、送料代も浮く上に手間もかかりません。
交渉することでその分値引きしてあげることも可能でしょう。
買い手が欲しい商品までたどり着けるような丁寧な紹介文が大事です。
ポイントは『我慢』|売れるまで数ヶ月耐えるのはザラです
教科書や専門書は基本的に需要の低いジャンルなので、出品して数日で即成約といったケースは稀です。
数日出品して売れないから、値下げをするというのは早計なので注意しましょう。
特に需要の高いシーズンではない場合だと、全然売れなくて焦ってしまうかもしれませんが、我慢して需要の高まりを待つのが高価売却のポイントですね。
フリマアプリで売りづらい教科書・専門書はどうしたら良い?
フリマアプリでは全然売れない教科書・専門書はどうすれば良いでしょうか?
このような本は「古すぎて誰も読まない」または「供給量(出品量)が多すぎる」といった特徴があります。
こんな本でもまだお金に変わる可能性があるのでご紹介しましょう。
教科書・専門書の専門買取店へ売却する
「ブックサプライ」や「専門書アカデミー
」といった、郵送で本の買取をしている業者が存在します。
ブックオフなどと違い、実店舗を持たない事でコストを削減しているので、高価買取が期待できます。
一番の強みは古い大学の教科書や専門書なども売却できる事です。
古い教科書・専門書がメルカリで売れないのは、単純にメルカリユーザーでそれらの本を欲しがる人がいないからですよね。
つまり、古い教科書でも欲しがる人たちの所へ持っていけば売れるわけです。
専門買取店では一般消費者以外にも多くの販路を持っています。「図書館」や「学校」など、ほとんど読まれなくても置いてる所ってありますよね。このような売却先を持っているのです。
なので古い教科書や専門書でも高価買取を諦めるべきではないですよ!
残念なポイントとしては高校の教科書はほとんどNGというですね。高校の教科書などは専門性が低く、供給量も多いため、売るのはかなり難しいようです。
寄付をする
全く値段がつかなくて、ただ処分したいならブックオフもありですが、大したお金にもなりません。
ならば寄付してしまうのも一つの手です。
ラオスの学校へ寄付できる「STUDY FOR TWO」や、読まれない本を地域に還元するNPO法人「セカンドブックアーチ」といった団体が存在します。
「ブックオフで処分するくらいなら、誰かの役にでもたてれば…」
そう思った人は検討してみてはいかがでしょうか?
メルカリやラクマなどで教科書・専門書を売るデメリット
1冊あたりの値段が最も高値で売れる可能性のあるフリマアプリですが、当然デメリットも存在します。

利用前にしっかりとリスクを確認しておきましょう。
出品や配送の手間がめんどくさい
高値で売るための「バラ売り」「その他商品の紹介」など、出品するまでに非常に面倒な点がたくさんあります。
その辺で写真を撮って適当な紹介文で出品したら決まる成約も決まりません。
- 写真撮影に適した環境で本の状態がわかる写真
- タイトル名をしっかり記載。第○版の書籍情報も
- 他の類似している出品商品の紹介
その他、工夫しようと思うと色々できてしまいますが、かなりの手間になってしまいます。
ご自身の労力に合うか、時間対効果を考えて利用した方が良いでしょう。
売り手が決まるまで時間がかかるケースも
教科書や専門書のジャンルは需要があまりないので成約までに時間がかかってしまいます。
「早く売却して処分したい」と思っている方にはおすすめできません。
日頃からフリマアプリを利用、チェックしている方なら問題ありませんが、買い手がついても気づかずにスルーしてしまったりするケースも…
教科書の売却はできない上、フリマアプリの評価が下がったり散々な目にあってしまいます。
最終的に安く売る羽目になることも|適正価格で売る難しさ
売れなさすぎて値下げを繰り返した結果、かなり安く売却してしまうケースもあります。
- 何日待っても入札されないので値下げを繰り返す
- 入札者が現れるが値下げ交渉
- 買い手を逃したくないので値下げに応じる
- 安い値段で売却。専門買取店の方が高価売却できた
こんなパターンに陥っている人は少なくありません。
私も一度まとめ売りで15冊1,500円で出品されていた教科書・専門書を、専門買取業者であるブックサプライに転売したら4,000円で売れましたからね。
半年間くらい買い手がついてなかったようで、売主さんも焦っていたのかもしれません。

おいしく2,500円いただきました。
専門買取店に郵送査定してもらうのもアリ
メルカリ
やラクマでの教科書・専門書を売ることで1冊あたりの高価売却が期待できます。
しかし、デメリットでも述べたように時間対効果が悪い事や、最終的には捨てるように売却してしまったりのリスクも存在します。
「めんどくさくなく、それなりの値段で売りたい!」

そんな人は専門買取店を使ってみませんか?
インターネット上で教科書・専門書の買取を行なっている業者が存在します。
実店舗を持たずに郵送のみの買取に特化する事でコストを削減し、ブックオフなどよりも高価買取の期待が持てますよ!
おすすめは「ブックサプライ」「専門書アカデミー
」といった所ですね。
特にブックサプライは高校の教科書はNGですが、大学の教科書などの高度な専門書の高価買取の実績ありです!
事前にリアルタイム査定ができて、納得感をもって売却できるのが良いポイントですね。