現在、リリースされているマンガアプリには様々な種類がありますが、
- チケット・コイン消費などで、どんどん読み進めれるタイプ
- ある程度の話数まで無料だけど、それ以降は有料なタイプ
大きく2つありますね。

無料になるまで待ってるのに、一向に無料にならない!!
『完全無料』と謳われていたからインストールしたのに、全然続きが読めないじゃん!と、イライラすた人も多いのではないだろうか。
そこで、無料開放されるマンガアプリの特徴などを解説してきたいと思います。これさえ覚えておけば、課金でするかどうかの基準が作りやすいのでぜひマスターして欲しい。
完全無料解放が100%ないサービスとは【Aパターン】
自社でオリジナル作品を公開していないサービスやマンガアプリに完全無料はありえません。
該当するマンガアプリ
- LINEマンガ
- ebookjapan
- Renta
- DMMマンガ
これらのマンガアプリや電子書籍サービスは、他社で作られたマンガを電子書籍として販売する手数料で儲けているからです。
「〇〇巻まで無料!」というキャッチーな宣伝をしても、期間限定であったりするのは、運営者が身銭をきってユーザーに還元しているから。と思われます。
このAパターンの「無料で読める」は、あくまで撒き餌。ユーザーが電子書籍を購入してくれるためにお金をつぎ込んでいます。
ただし、期間限定であってもまとまって無料で読めるのはこのAパターンです。
Aパターンのサービスは、資本や拡散力のある企業が運営しているパターンがほとんど。
出版社にとってもこのシステムを採用する事で、『今までとは違う顧客にも読んでもらえる』というメリットがありますが、書籍を売ってもらうワケなので出版社側の儲けは少なくなります。
【補足】Aパターンのオリジナルマンガについて
「ebookjapanやLINEマンガでもオリジナルコンテンツがあるけど」と思った人もいると思います。
でも、これらの会社の手法ってちょっとセコイと思ってて、
- 他社の人気漫画を電子書籍で販売・レンタルする
- ユーザーが定着する
- オリジナル漫画を公開する ← 既存ユーザーがいるので読まれやすい
- 人気のオリジナル漫画が出れば『出版社』としての地位を確立
って感じの戦略の後出しジャンケンって感じだったり、
自社の拡散力だけを頼りに無料のマンガを撒き散らしてるって感じに思います。
まぁ、最後はコンテンツ(漫画の内容)が勝負になってくる。今のところ特定ジャンル以外のオリジナルコンテンツでヒットしてるものはかなり少ないって感じですね。
どんどん読み進めれるサービスとは【Bパターン】
対無料チケットやコインの消費でどんどん読み進めれるBパターンのアプリやサービスは、自社でマンガを作っている出版社がリリースするサービスです。
該当するサービス
- マンガワン
- サンデーうぇぶり
- マンガPark
『待てば無料』が可能なのは自社で作っているマンガだからできる事。「このアプリでしか読めないオリジナル作品!」と銘打ってユーザーを逃さないような工夫がされています。
世に出たばかりの作品を無料でいち早く読めるのは、大量のマンガを読む僕にとっては非常に嬉しいサービス。
※ただし週刊誌で連載されているのもは有料
このBパターンのアプリは1日に制限はありますが、マンガをずっと無料で読めたりします。しかし、出版社それぞれアプリをインストールする必要があって管理が大変です。
もし、電子書籍として購入するなら複数のサービスを使うより一本化したいと思うでしょうから、そういった面では不向きなサービスと言えます。
また、システム開発力がないのかバグや遅延が多い印象なので、レンタルとして使っても購入はしないって感じです。
どのサービスを使うのがベストなのか?
結論を言ってしまうと、AパターンとBパターンを併用するのがおすすめです。
僕の場合は
Aパターン:ebookjapanのみ
Bパターン:たくさん
という比率で使ってます。
Aパターンのebookjapanでは、期間限定で「〇〇巻無料」をまとめ読みしたり、マンガの購入用に使ったりすることが多いです。
Aパターンもたくさんインストールしておけば、より多くの無料漫画が読める確率は上がるかもしれませんが、そんなに漫画に時間を使いたい人は少ないはず。
無職でヒマしてる僕でさえ、そこまで頑張って読もうと思いませんし(笑)
対して、Bパターンはバチクソインストールしています。
無料のオリジナル漫画は暇つぶしにもなるし、面白い作品もたくさんありますから。
気持ち的にはクリエイターに還元したいので、出版社のアプリに課金したいとは思いますが、管理がめんどくさかったりバグが多いので、しばらくはebookjapanかな〜…
面白い漫画が読みたいので業界には頑張って欲しい
WEB漫画やマンガアプリが普及して、「こんな才能が眠ってたのか!?」とびっくりするような漫画が世の中に出てくるようになりました。
ただし、そのWEB漫画・マンガアプリ業界の覇権の取り合いが凄まじく、マジでわけわからん構図になってしまったな。という印象です。
「結局、身内で削りあってるだけじゃね?」って印象なのは僕だけではないでしょう。
ただ一つ思う事としては、優秀なクリエイターは生き残れると思っています。
「このマンガアプリがおすすめ!」
「このマンガアプリが凄い!」
とか、キャッチーな宣伝してますが、ぶっちゃけ作品を作っているクリエイターが凄いのであるのは間違いないですからね。