Amazonの電子書籍リーダー「Kindle」。
快適な読書ライフに欠かせない僕も使っているアイテムですが、高い買い物なので購入を迷う人も多いと思います。
しかし、Kindle端末は本当にあなたに必要なモノでしょうか?
買って後悔しないためは、以下の項目を順にチェックすることは必須です。
- 電子書籍が良いか? 紙の書籍が良いか?
- Kindle端末で読みたいか? Kindleアプリで読みたいか?
これは、「電子書籍でのメリット」と「Kindle端末によるメリット」を混同しないために必要な作業になります。もしKindle端末によるメリットがあなたにとって不要ならば、Kindle端末を購入しても無駄金になってしまう可能性が高いです。
単に「Kindle」と書かれているものは「AmazonのKindleサービス」と思ってください。
あなたが欲しいのは『電子書籍サービス』だけかも
紙媒体の書籍を読んできた人にとって、初めての電子書籍は少しハードルが高いものになるかもしれません。
まずは、あなたが電子書籍か紙の書籍かどちらで読みたいかを判断する必要があります。
ここでは電子書籍サービス「Kindle」と紙の書籍を比べた時のメリット・デメリットを記述していますので、どちらの方があなたに適しているかの参考にしてください。
電子書籍サービス『Kindle』のメリット
本の新冊が紙に比べて安い
新品に比べたら少しですが安いですね。電子データなので新品と比較するというのも違和感がありますが…
実際問題、この項目が完全にメリットかどうかはハッキリ言えませんが(後述)、一応安いので挙げさせていただきました。
ハイライト機能などの細かい機能が充実
紙では抵抗のある『ハイライト』や、わからない文字を検索する『辞書機能』、どこまで読んだかを確認するための『付箋機能』など、電子書籍ならでは簡単にできるツールが豊富に揃っています。
特に「ハイライト」などは英語学習などにも利用できると、Amazon公式で推奨していますね。
Kindle Unlimitedで本が読み放題
Amazonの電子書籍サービス「Kindle」を拡張したサービスの一つに「Kindle Unlimited」というものがあります。
月額980円で読み放題というサービスです。
この世の全ての書物が…という訳ではありませんが、冊数も非常に多いため、月の読書量が多い人にとってはとても嬉しいサービスです。
活字だけではなく、マンガや写真集など多岐にわたって取り揃えているので、一度チェックしてみると良いでしょう。
すぐに読める
購入してダウンロードすればすぐに読むことが可能です。
在宅でもわざわざ買いに行く必要がないというのは嬉しいですね。
売り切れがない
電子データなので売り切れなどもちろんありません。
発行部数が少なく、書店でなかなか見つけづらい書籍をすんなり見つけれる事もあります。
場所を取らない
当然ですが場所をとりません。
書籍(特にマンガなど)で部屋がいっぱいになった事や、そんな人を見たことはありませんか?この状態を回避できます。
破損紛失がない
データなので物理的な破損・紛失はありません。
AmazonのKindleではクラウドでデータ保存してくれているので、別デバイスでもログイン・ダウンロードさえすれば直ぐに読む事もできるのも嬉しいポイントです。
電子書籍サービス『Kindle』のデメリット
貸借できない
電子書籍ではこれができません。アカウントを共有したり、自分のアカウントでログインした状態のものを渡せば閲覧可能ですが、一般的にしないと思います。
本を読んでいる感はない
当たり前ですが触っているものは『本』ではないので、紙に慣れ親しんだ人は違和感があります。
コレクション欲が満たされない
モノを集めてコレクションしたい人には達成感が味わえないでしょう。
デメリットに分類しましたが、個人的にはスペースを本に取られないメリットの方が大きいので人によるかと思います。
欲しい本がない
全ての書籍が電子書籍化されているわけではないので、『電子書籍で一本化したい』と思う人には苦痛かもしれません。
私も電子書籍オンリーで使いたい派なので、欲しい本がなかった時はガッカリしますが、素直に紙の書籍を購入しています。
サービスが終了するリスク
ある意味最大のリスクです。サービス元が潰れてしまってはせっかく購入した書籍(データ)が水泡と化してしまします。
しかし、リスク回避の面ではAmazonのKindleは最適といえるでしょう。他の電子書籍サービスとは比べ物にならないくらい資本がありますからね。
中古の概念がない
個人的に結構痛いポイント。
新品に比べれば少し安いのですが、中古品に比べたら高いのが電子書籍です。中古で良いので読みたいと思っても圧倒的に高い値段を払わないといけません。
また、もう読まないと思って売ってしまう事ができません。
こういった面から電子書籍は紙の書籍より割安とは言い難いのです。
あなたは本当に「Kindle端末」が必要ですか?
以上で紹介したメリット・デメリットは「Kindle端末」とは一切関係がありません。
現在、あなたはが確認できることは…
- 電子書籍より紙の書籍が良い。
この1点だけ。
Kindleアプリでご自身のスマホ・タブレットから電子書籍を使ったメリットだけ十分な方は、Kindleデバイスは不要です。むしろスマホやタブレットに加え、使用デバイスが増えることでのデメリットが大きいかもしれません。
私の親は「電子書籍を読むためにはKindleが必要」と思って購入してしまいました。使用頻度は少なく「iPad」で十分だったのですが…完全に失敗ですよね。
「電子書籍のメリット」と「Kindleデバイスのメリット」を明確に分けることで、あなたが本当にKindleデバイスを必要としているか分かったと思います。
Kindle端末を検討したい方は…
「Kindleサービスだけではなく、Kindle端末が必要だ!」「Kindle端末を調べてみたい」と思われた方に向けて『Kindle』を簡単にご紹介します。
KindleはAmazonが販売する電子書籍リーダーの一つで、快適な読書ライフを堪能することが可能です。
Kindleのメリット
- 日差しが強い場所でも快適に見える電子ペーパー
- 漫画本1冊分の重さで、軽くて移動のお供に
- 4時間充電で数週間もつバッテリーを搭載
もちろん、電子書籍は紙の新冊の購入と比較して『安い』『売り切れなし』『破損なし』といったメリットもあります。
「Kindle端末」の注意すべきポイントとして『カラーではなく、白黒』であるということです。
カラーページが全部白黒になってしまいます。もしカラーの方が良い方は『Fireタブレット』で「Kindleアプリ」の利用を検討すると良いでしょう。
中古のKindle購入は要注意!割高かもしれません
新品のKindleは高いので中古で買いたいと思う人もいるでしょうが、管理人はあまりおすすめしません。
理由はシンプルです。
Amazonプライムデー、サイバーマンデーなどの特売日に大幅値下げで売り出されるから。
例えば、メルカリ や中古スマホ販売店イオシスをチェックしてみました。
- 「Kindle」が5,000円(新品価格7,980円)
- 「Kindle Paperwhite」が8,000円(新品価格13,280円)
- 「Kindle Paperwhite マンガモデル」が9,000円(新品価格15,280円)
といった相場ですね。
新品に比べて大幅に安いのでお得な気もしますよね。
しかし、Amazonプライムデーなどでは中古価格で新品のKindleを購入できるほど割引されます。
2018年7月に開催されたプライムデーでは、「Kindle Paperwhite」が7,980円。「Kindle Paperwhite マンガモデル」が8,980円で販売されていました。
中古端末は画像では見えないキズなどが存在するだけではなく、目に見えない経年劣化などがあるケースもあるため、同じ値段なら新品が良いですよね。
「Kindle Voyage」「Kindle Oasis」に関しては、今まで割引対象外だったので中古購入を検討しても良さそうですが…
プライムデーのみだと年1イベントになってしまいますが、定期的にKindleの割引キャンペーンを行なっているので、焦らず割引を待つのはアリですね。
ちなみにプライムデーの参加条件は「Amazonプライム会員」であることです。
お得な会員なので登録を検討してみてはいかがでしょうか?
\30日間の無料体験あり!/
さいごに
あなたは…
- 電子書籍サービスが欲しいのか?
- Kindle端末は本当に必要なのか?
を判断するための情報をまとめてみました。
サービス内容を見る限り、ほとんどのケースで端末は必要ないのですが、実際にKindle端末を使って見ると「持ち運びが楽」「目が疲れない」というメリットは非常に大きいので個人的にはおすすめです。