座り続けるデスクワーク、目線の合わないディスプレイ…
パソコン作業の環境が悪いと「姿勢が悪くなる」「肩こり」「目の痛み」など健康面で悪影響を与えてしまいます。
1日中デスクワークの私は作業中も「背筋を伸ばす」「腰を回す」などして凝りを気にしながら作業しますが、すぐに椅子の上でだれてしまい姿勢が悪くなってしまいます。
そして何より「脚筋(下肢の筋肉)」を全く使わない状態が続くのが大問題です。
脚筋を使わないと当然ですが、衰えて硬くなってしまいます。
酷くなると脚筋がないために、腰や膝関節にダイレクトに衝撃がきて痛めたり、外反母趾などの症状が発生します。
また、脚筋の低下は全身の血流障害になるので「冷え性、むくみ、肩こり」なども併発してしまいます。
デスクワークの方は脚筋の継続的なトレーニングが厳しいでしょう。しかし、そういった人にスタンディングデスク「Loctek M1B」 はオススメです。
それではスタンディングデスクのご紹介と体験談を書いていきたいと思います。
スタンディングデスク「Loctek M1B」とは
Loctekは人間工学に基づいた「モニターアーム」「昇降スタンドデスク」「フィットネスバイク」などを製造している会社です。
その会社が製造している「昇降スタンドデスク」の一つが今回ご紹介するスタンディングデスク「Loctek M1B 」です。
サイズ、色、種類などバリエーションが豊富に揃っています。
スタンディングデスクは座りっぱなしの作業による健康への悪影響を軽減、改善し、生産性や作業効率UPを測った代物です。
座りっぱなしより、適度に立っり座ったりして作業する方が効率が良いとのこと。
実は今回の製品をLoctek様よりレビューご依頼にと提供していただきました。使用し始めて1週間程度ですが、本製品のレビューしたいと思います。
開封〜組立
めちゃくちゃ重そうに佐川急便の方が持って来てくれました。
重量は20kgぐらいかな?一人での開封は結構大変でしたw
キーボード用のテーブルが不要ならば即使えます。
デスクはほぼ完成状態で届くので、組み立てに自信がなく不安な方にはおすすめです。
キーボード用のテーブルのみ組み立てる必要がありますが、想像以上に簡単にできます。
簡単3ステップですw
付属部品をキーボード用テーブルに取り付けます。
逆向きにするとこんな感じ。矢印の部分をデスクの内側にある引っ掛け部分に引っ掛けます。
片側2箇所なので両側で計4箇所を引っ掛けます。
引っ掛けた後はしっかりと締めておきましょう。
たったこれだけです。簡単ですね。
スタンディングデスクの特徴
組み立てただけでスタンディングデスクの能力は未知数。
いくら良い商品でも自分に合わさないで使っていたら意味はないので、まずは色々試してみました。
ガス圧による高さの調整
ガス圧による高さ調整がウリの一つですが想像以上にすごかった。
高低を調整する方法が左右をレバーを同時に引くだけ。しかもめちゃくちゃ軽い!
写真にあるように非常に扱いやすいです。安っぽい高低調整機能とは圧倒的に違います。
デスクへの耐荷重が15kgまでとなっています。試験的に15kg分のダンベルと本を置いた状態で昇降させてみましたが難なく上昇します。
上昇時の荷台の安定性も抜群に良いです。
当初はディスプレイの裏面に滑り止めが必要かと思っていましたが、ディスプレイに付属している滑り止めだけで全然大丈夫でした。
実際に昇降させている動画がありますのでよろしかったらご覧ください。
【Loctek M1B】ガス圧によるデスク高さ調整機能の検証
さらに、一番低い状態で設置面から15cm、一番高い状態で設置面から50cmと、35cmの幅を12段階で調節できます。
これだけの幅を調節できれば大体のことはフォローできますね。
以上のように、簡単で広範囲に調節できるならば、ちょっと立って作業しようと思った時に全く苦にならず調節できます。しかも「10kg程度の重量物をのせた状態で」です。
キーボード用のテーブルについて
こちらの必要性はユーザーによるところが大きいです。
例えばノートパソコンを使用するなら不要です。出っ張っていて邪魔になるだけです。
PC本体と分離したキーボードを使う人にとってはメリットがあるでしょう。
キーボード用のテーブルを設置した状態で写真をとってみました。
肘の角度を90°の状態でタイピングでき、通常よりもまっすぐディスプレイを見ることができます。
適切なポジションでタイピングすることで疲れを防ぎ、良い姿勢をキープできるという人間工学に基づいた工夫が感じられます。
画像にあるの標準的なキーボードの場合はマウスパッドを置くスペースもあり、マウスも同じ高さで使えますが、キーボードをテーブルの中心に置く場合はトラックボール型のマウスを使用したいところですね。
その他
クランプ式の備品取り付けは若干きになる点がありました。
スタンディングデスクの天板の厚さは、デスクとキーボードテーブル共に15mmです。
モニターアームの規格によりますが、天板の厚さが20mm以上必要なモニターアームもあるので注意が必要です。
しかし、その場合でも以下のような補強プレートを購入すれば対応できます。
本来は机にかかる荷重を分散するためのものですが、プレートの厚みが6mmあるので本来の板厚と合わせて21mmとなりクランプできます。
ギリギリすぎて不安かもしれませんが、裏面に厚みのあるクッションをさらにかませることになるので問題なく固定できます。
スタンディングデスクを一週間使用してみた感想
前述の特徴を踏まえた上でこんな感じにして使ってみました。
実際は強引にディスプレイを2面置いて(ギリギリw)、キーボードの隣にマウスパッドとマウスを置いて使用しました。
本当は今使っているモニターアームをつけて使用すべきだったのですが、モニターアーム+ディスプレイの重量が15kg近くあり、補強プレートを持っていなかったので断念しました。
私はブログ以外に別の仕事をしており、MacBook Pro + ディスプレイ2枚の合計3面で仕事をしています。
ブログはWindowsデスクトップでディスプレイ2面で作業するので、ブログ関係だけスタンディングデスクを1週間使用しました。1日あたり2時間程度を座ったり立ったりの作業をしてみました。
体を動かすことで血の巡りを実感する
私はデスクワーク中に体が固まってしまう癖があります。
力を抜いて適度に体を動かしながら作業するのが苦手な方も多いのではないでしょうか。
しかしこのデスクを使い始めてから、立ち作業することで自然と筋肉を動かせるので血流がよくなる気がします。
そして、仕事が終わった後の体の状態が全然違う!
今までだと「疲れた〜、だるい〜」って感じでしたけど「よし、仕事終わり!」って感じで疲れやだるさを感じにくいです。
今までも座り作業に疲れたら、立って背筋を伸ばしたりしてたんですけど一瞬運動するだけだとあまり意味がないと感じましたw
眠気が覚めて集中できる
お昼ご飯を食べて午後の仕事が眠すぎる…
そんな時にもスタンディングデスクは効果的でした。
眠い時の対処法の1つとして「軽い運動をする」というものがあります。
立ち作業で筋肉を使い、交感神経を刺激することで軽い眠気ならば吹き飛ばすことができました。
眠い時は座っている状態よりも圧倒的に作業効率が良かったです。
足のむくみが消える
使い始める前まで足のむくみに悩んでいましたが、徐々に緩和されているのが実感できます。私の足のむくみの原因は「長時間の座りっぱなし」と「運動不足」によるものだと思います。
実はスタンディングデスクを使用し始めた翌日に軽い筋肉痛になったんですよねw
どれだけ運動してないんだよ!?と思われるかもしれませんが、日頃座りっぱなしで運動不足な人間だったらなってしまいます。
筋肉痛になるということは日頃使用していない筋肉が使えて鍛えられているということです。ポジティブに捉えて1週間使い続けると立った作業も慣れてきます。
そしてある時、
足のむくみを感じないな…
と思いました。足の筋力を鍛えることができたので効果があったかも。
座り仕事による足のむくみで悩んでいる人は、マッサージやサプリメントなど利用しなくても、スタンディングデスクだけで解決するかもしれません。
まとめ
- スタンディングデスク「Loctek M1B」 のご紹介をした
- 「運動不足」「座りすぎて〜」といったお悩みを持つ人におすすめ!
こんな感じ。
立ち作業するって価値のあることなのかな?座ってる方が楽じゃない?
と思っていましたが、いざ継続して使ってみると圧倒的にスタンディングデスクを使用した時の方が楽です。
短期的な目線で見ると座り続けた楽ですが、長期的な目線で見ると立ち作業と座り作業を混ぜる効果は絶大だと思います。
ガス圧によるテーブルの昇降が本当に素晴らしいのは間違いありません。
共用PCの使用者の身長が大きく異なって、負担のあるパソコン作業を強いられている人達にもおすすめできます。
またディスプレイを2面で使用したい方は、一つ大きなサイズの「Loctek M2B 、Loctek M2W 」かモニターアーム を購入がおすすめです。
一応2画面置けましたがギリギリでディスプレイの向きも微妙でした。
お得情報
本記事で掲載したLoctekの製品はAmazonでも購入可能ですが、公式ホームページからの購入が断然お得です。
※Amazonへの手数料がない分、安く販売できるとのことです。
Loctek 座位・立位両用スタンディングデスク 高さ12段階調節付 27インチ ブラックM1B
Loctek ガス圧式デュアルモニターアーム 10-27インチ1.5-5kgモニター対応D5D